1章 江戸期大商家の新時代への対応:三野村利左衛門《三井》 2章 財閥の形成:中上川彦次郎《三井》 3章 会社企業の成立:渋沢栄一 4章 在来産業の革新:波多野鶴吉《郡是製糸》 5章 大企業時代の到来:武藤山治《鐘淵紡績》 6章 「都市型」産業の誕生:小林一三《阪急電鉄》 7章 先駆的マーケティング活動:二代鈴木三郎助《味の素》 8章 重化学工業の開拓:野口遵《日窒コンツェルン》 9章 企業家活動の破綻:金子直吉《鈴木商店》 10章 地方企業からの発展:石橋正二郎《ブリヂストン》 11章 軍需産業の発展:中島知久平《中島飛行機》 12章 財閥解体から戦後型企業集団形成へ:江戸英雄《三井グループ》 13章 労使協調路線の確立:倉田主税《日立製作所》 14章 戦後の大規模設備投資行動:西山弥太郎《川崎製鉄》 15章 大衆消費社会の出現:松下幸之助《松下電器産業》 16章 町工場から国際企業へ:井深大・盛田昭夫《ソニー》 17章 日本型生産システムの形成:大野耐一《トヨタ自動車》 18章 流通革命の進展:中内功《ダイエー》 19章 ベンチャー企業の躍進:稲盛和夫《京セラ》 20章 大企業のリストラクチャリング:樋口廣太郎《アサヒビール》 21章 新サービス産業の開拓者:小倉昌男《ヤマト運輸》 22章 大企業経営の失敗:水島廣雄《そごう》 |
※『企業家研究』第9号(2012年7月)に書評が掲載されました(評者は大阪大学教授・廣田誠氏)。 |