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潜在認知の次元 -- しなやかで頑健な社会をめざして
カタストロフィや想定外を乗り越える知性とは?
下條 信輔 (カリフォルニア工科大学教授)/著
2019年07月発売
四六判並製カバー付 ,
204ページ
定価 1,980円(本体 1,800円)
ISBN 978-4-641-17447-4
Implicit Cognitive Dimensions: Towards a flexible and robust social structure
○在庫あり
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「想定外」に柔軟に対応できる社会とは? ヒトの本性である潜在認知を長年研究した著者が,豊富な知見に基づき「心理リアリティ」「シェアドリアリティ」などの切り口で「逆応用科学」のアプローチを提案します。普遍的な社会課題への示唆に富む渾身の書。
◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。
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序章 現代社会と「逆応用科学」のススメ 1章 「想定外」を科学する──原発問題では何が起きていたのか 2章 ヒトの認知の本性──なぜ原発は安全に見えたのか 3章 心理リアリティと実態リアリティ──こころは事実と乖離する 4章 実態を動かすシェアド・リアリティ──心理リアリティの共有と歪み 5章 カタストロフィをどう回避するのか
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※『朝日新聞』(2020年4月26日付朝刊)1面の「折々のことば」で取り上げられました。 ※『社会心理学研究』35巻3号(2020年3月)に書評が掲載されました。評者は,田中大貴氏・玉川大学脳科学研究所 基礎脳科学研究センター,日本学術振興会 特別研究員 (PD)。 ※『日本経済新聞』(2019年10月10日付夕刊)の「目利きが選ぶ3冊」で紹介されました。紹介者は,竹内薫氏・サイエンス作家。
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