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イノベーションの歴史 -- 日本の革新的企業家群像

いかに企業家たちはイノベーションを起こしてきたか

橘川 武郎 (東京理科大学教授、東京大学名誉教授、一橋大学名誉教授)/著


2019年11月発売
A5判並製カバー付 , 276ページ
定価 2,750円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-16552-6
History of Innovations in Japan

経営史
経済史
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イノベーションの担い手となった27名の革新的企業家に光を当て,その活動が経済発展を導き出してきたダイナミックな流れをとらえる,新しいタイプのテキスト。企業家が繰り広げた革新的活動に注目しつつ,経営史を学ぶ意義と面白さを存分に語り尽くす。

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◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。 →記事を読む
目次
はじめに イノベーションとは何か──シュンペーターとカーズナーとクリステンセン
第1部 ブレークスルー・イノベーションの時代
 概観1:江戸時代
ケース1:鴻池善右衛門/ケース2:三井高利/ケース3:中井源左衛門
 論点1:アーリーモダンかプリモダンか
 概観2:幕末開港から日露戦後まで
ケース4:中上川彦次郎/ケース5:岩崎弥太郎・岩崎弥之助/ケース6:安田善次郎・浅野総一郎/ケース7:渋沢栄一
 論点2:なぜ早期に離陸できたか──「最初の後発国工業化」の要件
第2部 インクリメンタル・イノベーションの時代
 概観3:第一次世界大戦から1980年代まで
ケース8:小林一三/ケース9:松永安左エ門/ケース10:二代鈴木三郎助/ケース11:豊田喜一郎/ケース12:野口遵・鮎川義介/ケース13:出光佐三/ケース14:西山弥太郎/ケース15:松下幸之助/ケース16:井深大・盛田昭夫・本田宗一郎・藤沢武夫/ケース17:土光敏夫
 論点3:なぜ長期にわたり成長できたか──キャッチアップと内需主導
第3部 二つのイノベーションに挟撃された時代
 概観4:1990年代以降
ケース18:稲盛和夫/ケース19:鈴木敏文/ケース20:柳井正・孫正義
 論点4:なぜ失速したか──ICT革命と「破壊的イノベーション」
おわりに イノベーションの再生──「2正面作戦」のための条件

書評等

※『週刊読書人』(2020年2月14日付)に書評が掲載されました。評者は,辻 和人・図書館流通センター仕入部。
※『日本経済新聞』(2020年2月8日付朝刊)の読書面に書評が掲載されました。
※ NIKKEI STYLE(2019年12月27付配信記事)の「書店員がおすすめ 年末年始に読みたいビジネス書10冊」に紹介されました。→記事を読む(「NIKKEI STYLE」にジャンプします)

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