はじめに イノベーションとは何か──シュンペーターとカーズナーとクリステンセン 第1部 ブレークスルー・イノベーションの時代 概観1:江戸時代 ケース1:鴻池善右衛門/ケース2:三井高利/ケース3:中井源左衛門 論点1:アーリーモダンかプリモダンか 概観2:幕末開港から日露戦後まで ケース4:中上川彦次郎/ケース5:岩崎弥太郎・岩崎弥之助/ケース6:安田善次郎・浅野総一郎/ケース7:渋沢栄一 論点2:なぜ早期に離陸できたか──「最初の後発国工業化」の要件 第2部 インクリメンタル・イノベーションの時代 概観3:第一次世界大戦から1980年代まで ケース8:小林一三/ケース9:松永安左エ門/ケース10:二代鈴木三郎助/ケース11:豊田喜一郎/ケース12:野口遵・鮎川義介/ケース13:出光佐三/ケース14:西山弥太郎/ケース15:松下幸之助/ケース16:井深大・盛田昭夫・本田宗一郎・藤沢武夫/ケース17:土光敏夫 論点3:なぜ長期にわたり成長できたか──キャッチアップと内需主導 第3部 二つのイノベーションに挟撃された時代 概観4:1990年代以降 ケース18:稲盛和夫/ケース19:鈴木敏文/ケース20:柳井正・孫正義 論点4:なぜ失速したか──ICT革命と「破壊的イノベーション」 おわりに イノベーションの再生──「2正面作戦」のための条件 |
※『週刊読書人』(2020年2月14日付)に書評が掲載されました。評者は,辻 和人・図書館流通センター仕入部。 |