序 章 統治の全体像としての「土建国家」(井手英策) 財政運営(1):第1章 均衡財政から赤字財政へ(谷達彦・井手英策) 財政運営(2):第2章 「増税なき財政再建」へ至る道(村松怜) 税制:第3章 減税税制と経済成長路線(島村玲雄) 公共投資:第4章 公共投資と国土計画(宮崎雅人) 財政投融資:第5章 戦後財政投融資の機能と限界(宋宇・井手英策) 環境政策:第6章 環境・エネルギー問題による財政の変化(佐藤一光) 社会保障:第7章 土建国家形成期の社会保障(永廣顕) 地方財政:第8章 地方財源統制システムの強化と変容(高端正幸) 国際比較:第9章 フランス・ドイツの福祉国家への分岐(小西杏奈・嶋田崇治) 経済・社会構造:第10章 農山村の変容と公共事業(沼尾波子) 「構造」としての日本財政:第11章 土建国家と国際政治(嶋田崇治・茂住政一郎) 終 章 土建国家への道はこうして準備された(井手英策) |
※『地方財政』2014年9月号に,『日本財政の現代史』(全3巻)の書評が掲載されました。評者は,神野直彦・東京大学名誉教授。 |