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租税競争の経済学

租税競争の経済学 -- 資本税競争と公共要素の理論

圧巻の理論的研究

松本 睦 (立命館大学教授)/著


2014年03月発売
A5判上製カバー付 , 250ページ
定価 3,960円(本体 3,600円)
ISBN 978-4-641-16428-4
Economics of Tax Competition: A Study of Capital-Tax Competition and Public-Input Provision

経済理論

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受賞 書評等

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地域間の租税をめぐる競争は結局どのような状態に帰結するのだろうか─発展著しい理論研究の成果を包括的にサーベイし,公共サービス・公共要素に関わるモデル分析を徹底して行う。体系的な理解を促しつつ,地方分権化の意味を明らかにする渾身作。

◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。 →記事を読む
目次
 序 章 租税競争の重要性
第1部 租税競争の理論─資本税競争を中心として
 第1章 ZMWモデルと租税競争理論の展開
 第2章 地域規模の影響と非同質地域間の租税競争
 第3章 複数の税が利用可能なケース
 第4章 地域間人口移動
 第5章 租税競争以外の非効率要因を含むモデル
 第6章 政府間財政移転と地域間協調
第2部 資本税競争と公共要素
 第7章 租税競争文献における公共要素の研究
 第8章 ZMモデルと地方公共要素
 第9章 公共要素の分類
 第10章 租税競争と要素貢献型・企業貢献型公共要素
 第11章 企業貢献型公共要素と混雑現象
 第12章 資本助成としての不払い費用型公共要素の供給
 第13章 地方公共財・公共要素の支出構成
 第14章 要素特殊的公共要素の支出構成
 第15章 租税競争に参加する地域数の内生化
 第16章 地域的な経済格差と租税競争:財政移転 vs. 公共投資

受賞

 第15回日本地方財政学会佐藤賞(特別賞)(日本地方財政学会のサイトへ移動します)

書評等

※「地方自治職員研修」2014年6月号の「BOOKS」で取り上げていただきました。
※「週刊エコノミスト」2014年5月20日号の「BOOK REVIEW」で取り上げていただきました。評者は土居丈朗・慶應義塾大学教授。

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