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維新支持の分析 -- ポピュリズムか,有権者の合理性か
なぜ住民投票の結果は反対多数となったのか
善教 将大 (関西学院大学准教授)/著
2018年12月発売
A5判上製カバー付 ,
272ページ
定価 4,290円(本体 3,900円)
ISBN 978-4-641-14927-4
Support for the Ishtn: Is It a Consequence of Populism, or Rational Choice?
○在庫あり
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「大阪維新」の政治について,有権者の維新への支持態度を実証的に分析することによって明らかにする。サーベイ実験などの手法を用いて,維新に扇動された有権者といったポピュリズム論を反証する。また有権者の批判的志向性を見出し,民主主義の可能性を探る。
※電子書籍配信中!
*電子書籍版を見る*◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。
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序 章 課題としての維新支持研究 第1部 問いと仮説 第1章 維新をめぐる2つの謎 第2章 維新政治のパズルを解く 第2部 維新支持と投票行動 第3章 維新支持とポピュリズム 第4章 なぜ維新は支持されるのか:維新RFSEによる検証 第5章 維新ラベルと投票選択:コンジョイント実験による検証 第3部 特別区設置住民投票 第6章 都構想知識の分析 第7章 投票用紙は投票行動を変えるのか:投票用紙フレーミング実験による検証 第8章 特別区設置住民投票下の投票行動 終 章 我々は民主主義を信頼できるのか 補論A 批判的志向性は反対を促すか:サーベイ実験による検証 補論B 都民ファーストの躍進とポピュリズム
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第41回(2019年)サントリー学芸賞 政治・経済部門
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※Social Science Japan Journal(2021)のAdvance articlesとして掲載されました。評者は,M.A. Andreas Eder-Ramsauer先生・ベルリン自由大学。 ※『選挙研究』36巻1号(2020年)に書評が掲載されました。評者は,稲増一憲・関西学院大学教授。 ※『京都新聞』(2020年2月25日付朝刊)の社説「『都構想』と維新」で取り上げられました。 ※『図書新聞』(2019年5月4日号)に書評が掲載されました。評者は,伊藤理史・同志社大学政策学部助教。 ※『週刊金融財政事情』(2019年4月1日号)に書評が掲載されました。評者は,西川賢・津田塾大学学芸学部教授。 ※『朝日新聞』(2019年3月21日付朝刊)の「耕論 大阪ダブル選の本質」に著者のインタビューが掲載され,本書の情報も掲載されました。
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