序章 ローカルからの再出発(宇野重規・五百旗頭薫) 第1部 ローカル・ガバナンス再考 第1章 ローカル・ガバナンスを問い直す─近代日本の「地方自治」再考(宇野) 第2章 地方治態の3要素─住民・区域・自治体(金井利之) 第3章 連邦・自治・デモクラシー─憲法学の観点から(林知更) 第4章 多機関連携としてのローカル・ガバナンス─就労支援行政における可能性(伊藤正次) 第5章 大都市をめぐる2つのガバナンス─大都市制度改革の困難(砂原庸介) 第2部 福井・北陸ガバナンスの歴史と今日 第6章 近代日本のローカル・ガバナンス─負担と受益の均衡を求めて(五百旗頭) 第7章 北陸の豊かさはどこから来るのか─越中富山に見る「北陸性」(井手英策) 第8章 広域コミュニティの終わりなき物語を求めて─福井県,知事,ガバナンス(谷聖美) 第9章 現代的知事の誕生?─西川一誠福井県知事を事例に(宇野) 第10章 県庁内のガバナンス変容と持続─マニフェスト導入による政治時間の規律づけ(松井望) 第11章 公と私の新たな境界線─要介護認定の政策実施業務を素材に(荒見玲子) 第3部 県と地域─嶺南からの視点 第12章 地方議会と地域住民自治組織─福井県嶺南地域における基礎自治体の議会を中心に(上神貴佳) 第13章 原発立地自治体の財政比較─福井県敦賀市・美浜町・高浜町・おおい町を事例に(宮﨑雅人) 第14章 港から原発へ─“ロカロカ”敦賀のガバナンス(五百旗頭・佐藤健太郎・稲吉晃) |
※「地方自治職員研修」2015年4月号の「BOOKS」に掲載されました。 |