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競争機会の確保をめぐる法構造

競争機会の確保をめぐる法構造 -- Standard Oil Co. of California and Standard Stations, Inc. v. United Statesのアメリカ判例史上における位置づけを手がかりとして

独占禁止法理論の新展開

滝澤 紗矢子 (東北大学准教授)/著


2009年06月発売
A5判上製カバー付 , 240ページ
定価 5,280円(本体 4,800円)
ISBN 978-4-641-14405-7


経済法 > 企業法・独占禁止法 > 独占禁止法
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受賞

我が国での議論の蓄積が薄い累積的市場閉鎖効果の規制について,アメリカ反トラスト法学上の著名判決から示唆を得る。判決の意義を問い直し,精確な理解と正しい位置づけを得るべく,判決の形成・受容・批判の過程を歴史的側面から詳細に分析した。
目次
序 章 問題設定
第一章 Standard Stations判決の構造
第二章 Standard Stations判決構造の歴史分析
第三章 1950・60年代を通じたStandard Stations判決構造の動揺
第四章 シカゴ学派批判受容後のStandard Stations判決の位置づけ
終わりに

受賞

第15回(2010)大隅健一郎賞
第6回(2010)商事法務研究会賞

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