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契約書作成の実務と書式 -- 企業実務家視点の雛形とその解説
確かな経験に裏づけられた、契約書作成の手引き
2014年06月発売
A5判並製カバー付 ,
556ページ
定価 4,840円(本体 4,400円)
ISBN 978-4-641-13659-5
The business and the form of a contract
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自社のリスクを最小化する「守り」の条項をいかに提案し,自社に有利な「攻め」の条項をいかに織り込むか――。
予防法務の観点からも,訴訟で負けない証拠資料作成の観点からも,契約書作成は企業において最重要業務のひとつと言えると思います。しかし,いざ,一通の契約書を作成する段になると,それが形式・内容ともに必要にして十分なものとなっているのか,不安に思うこともあるのではないでしょうか。たとえば,作成した条項が,判例法理の射程をきちんと捉えたものになっているのか,関連するガイドラインを正しく理解したものとなっているのか,既存の雛形の文言を修正・削除してみたが,その影響は実際にどのように現れるのか,そもそも一通の契約書内で各条項が矛盾を起こしていないのか,など。
本書では,多くの顧問先を抱える法律事務所所属の執筆陣が,その豊かな実務経験に基づいて,主要契約類型のモデル雛形を提示,重要条項を解説しています。
また,個別の契約書作成にあたっては,どうしてもその契約に特有の条項に目が行きがちで,多くの契約類型に共通する条項については検討がおざなりになったり,類似の契約書の文言を引用したりしてしまいがちです。ところが,ここに注意を配らなかったがために後々トラブルに発展することも少なくありません。
本書では,このような各種契約に共通する条項についても丁寧に解きほぐして解説がなされています。契約書作成業務に携わる方々には,文字通り必携のものとしてお薦めしたい一冊です。
◎『法学教室』8月号(No.407)の「Book Information」コーナーでも本書をご紹介しております。
こちらからご覧ください。
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第1章 契約実務総論 第2章 売買契約 第3章 賃貸借契約 第4章 業務委託契約 第5章 譲渡担保契約 第6章 M&A契約 第7章 販売提携に関する契約(販売店契約・代理店契約) 第8章 合弁契約 第9章 ソフトウェア開発契約 第10章 知的財産に関する契約 第11章 各契約に共通する条項
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※『週刊ダイヤモンド』2014年9月20日号「目利きのお気に入り」に取り上げていただきました(評者は真田泉・八重洲ブックセンター八重洲本店販売課リーダー)。 ※『日経産業新聞』2014年9月12日付の「私の本棚」欄に掲載されました(仲谷栄一郎弁護士)。
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