都市居住・災害復興・戦争補償と批判的「法の支配」 | 有斐閣
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都市居住・災害復興・戦争補償と批判的「法の支配」

都市居住・災害復興・戦争補償と批判的「法の支配」 -- 民法理論研究 第4巻

日米比較法を軸に都市法,居住法,補償法など所有法研究を展開

北海道大学大学院法学研究科叢書 > 北海道大学大学院法学研究科叢書 19

吉田 邦彦 (北海道大学教授)/著


2011年04月発売
A5判上製カバー付 , 492ページ
定価 9,020円(本体 8,200円)
ISBN 978-4-641-13591-8
Urban Welfare,Disaster Recovery,War Reperations and a Critical'Rule of Law'

民法一般

在庫なし

民法理論研究の軸を日米比較法におきつつ,民法問題として,わが国では十分光が当てられて来なかった領域(都市法,居住法,補償法など)に踏み込んで論じる。本書は,前著『多文化時代と所有・居住福祉・補償問題』の続編であり所有法研究の一環をなす労作。
目次
第1部 都市再開発・再生問題と居住福祉法学
 第1章 マンション(アパーツ)建替え問題の日韓比較/第2章 都市再生問題/第3章 中国の都市居住福祉
第2部 災害復興法学
 第4章 居住福祉法学から見た「弱者包有的災害復興」のあり方
第3部 東アジアの戦争補償問題
 第5章 戦後補償の民法的諸問題(特に「従軍慰安婦」(日本軍慰安婦)問題)/第6章 在外被爆者(特に在韓被爆者)訴訟と時効・住所・批判的法解釈実践/第7章 中国人強制連行和解の現状と課題/第8章 重慶・四川奥地都市爆撃の補償問題の現状と課題
第4部 日本民法学及び批判的「法の支配」の課題
 第9章 日本民法学の構造変化と関係的視角/第10章 近時の「民法(債権法)改正」目的・趣旨の再検討と法解釈方法論/第11章 21世紀における「民法と社会」を考える
《APPENDIX》Reconsidering the “Rule of Law” in Japan with Special Reference to Race, Reparation, and Residential Property
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