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時効制度の構造と解釈

【オンデマンド】 時効制度の構造と解釈

時効の学説・判例を明晰に分析し,展望を示す

松久 三四彦 (北海道大学教授)/著


2011年03月発売
A5判上製カバー付 , 634ページ
オンデマンド定価 17,050円(本体 15,500円)
オンデマンドISBN 978-4-641-91492-6
(原本ISBN 978-4-641-13586-4)

The Structure and Interpretation of Prescription

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*2019年9月オンデマンド対応。
時効制度の沿革,学説と判例の分析から,条文の意味と判例法理を明らかにする。時効の構造と重要問題について解明するとともに,近時の国際的動向を視野に入れ,立法的提言に及ぶ。理論と実務の両面から注目の総合的研究書である。
目次
第一部 時効総論および時効総則上の問題
 消滅時効制度の根拠と中断の範囲/時効学説の展開と現状/時効の機能の二面性と法的構成の一元性/時効の援用権者/時効援用権者論の展開と検討/民法一四八条の意味──時効中断の対象と効力の及ぶ範囲
第二部 取得時効
 取得時効に関する判例法理の展開/取得時効と登記
第三部 消滅時効
 消滅時効の起算点/消滅時効と除斥期間/不法行為損害賠償請求権の二重期間制限の構造──一期間二起算点の視角/不法行為損害賠償請求権の短期消滅時効/不法行為長期制限期間の起算点および適用制限に関する判例法理
第四部 時効法の国際的動向と立法的提言
 時効法の国際的動向/時効総則の存在意義/時効の中断および停止の基本構想/損害賠償請求権の消滅時効規程の統一/債権時効
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