序 論 憲法訴訟の現状分析 序論(戸松秀典) 第1部 日本の裁判制度と憲法訴訟 私人間の憲法訴訟(棟居快行) 憲法判断の実施・不実施(内野正幸) 合憲・違憲の裁判の方法(宍戸常寿) 違憲裁判の影響力(川岸令和) 第2部 人権保障と憲法訴訟 審査基準と比例原則(青柳幸一) 明文根拠を欠く人権の保護について(松井茂記) 特別犠牲を強制されない権利(青井未帆) 「法の下の平等」に関わる判例理論(安西文雄) 立法裁量論(矢口俊昭) 表現活動の間接的・付随的制約(長谷部恭男) 表現行為の自由・表現場所の理論・憲法判断回避準則(佐々木弘通) 公務員の政治活動の制約に対する違憲審査(渋谷秀樹) 名誉毀損表現の事前差止め(川端和治) 明確性の原則(君塚正臣) 第3部 憲法訴訟の実態 憲法訴訟論に対する至って控え目な疑問(安念潤司) 適用違憲と法曹教育(藤井俊夫) 取材の自由と最高裁(山川洋一郎・一井泰淳) 立法者の努力を評価する司法判断(藤井樹也) 司法積極主義と司法消極主義(大沢秀介) わが国における合憲性統制の二重構造(大石 眞) |