序 章 答えの出ないことを考え続けるために:生命倫理学という学問 第1章 生命倫理はどこから来て,どこへ向かうのか?:生命倫理の歴史と日本への導入 第2章 身体から切り離された精子・卵子・受精卵:生殖補助技術が問いかける親子の絆 第3章 選ぶ技術・選ぶ人:出生前診断のもたらす問い 第4章 「夢の技術」を立ち止まって考える:再生医療 第5章 知りたいのはどんな情報ですか?:診療と研究参加のインフォームド・コンセント 第6章 患者主体の医療:難病ALSの立場から 第7章 「老いて介護されること」とは:介護される者の自己決定 第8章 最期まで生きるために:ホスピス・緩和ケアの現場から 第9章 「自分らしく,人間らしく」死にたい?:安楽死・尊厳死 第10章 人の死をめぐるジレンマ:脳死・臓器移植問題が私たちに問いかけるもの 第11章 医は仁術? 算術?:医療資源の配分と倫理 第12章 強く・美しく・賢く・健康に?:エンハンスメントと新優生学 第13章 人間はどこまで機械なのか:脳神経倫理 第14章 軍事医学研究はどこまで特殊か:戦争と医学研究倫理 |