日本民法学の形成と課題/星野英一先生古稀祝賀論文集 下
A5判 , 778ページ 定価 13,200円(本体 12,000円) ISBN 4-641-03849-X
民法一般
|
《主な目次》 《契約各論》 ドイツ民法における瑕疵担保責任と積極的債権侵害=半田吉信 いわゆる継続的契約に関する一考察 -「市場と組織の法理論」の観点から=平井宜雄 情報化時代の継続的取引=内田 貴 サービスの欠陥とサービス提供業者の契約責任 -消費者契約を中心として=長尾治助 《不法行為》 危険便益比較による過失判断-テリー教授から,ハンドの定式と大阪アルカリ事件まで=瀬川信久 原因競合における割合的責任論に関する基礎的考察 -競合的不法行為を中心として=大塚 直 不法行為法における「損害の公平な分担の理念」と素因減額論に関する一考察 -被害者の素因の競合に関する最高裁判例を機縁として=前田陽一 慰謝料請求権の相続性をめぐる問題 =樫見由美子 差止請求・執行論の素描=猪股孝史 民法724条の構造-1期間2起算点の視角=松久三四彦 《親族・相続》 家事調停と家族法の役割=中川良延 渉外婚姻と夫婦の氏-民法750条の適用をめぐって=佐藤やよひ 夫婦の居住用不動産の処分制限に関する一考察=高橋朋子 実親子関係と血縁主義に関する一考察 -フランス法を中心に=水野紀子 アメリカ法における「所有権法の理論」と代理母問題(前編)=吉田邦彦 子の奪い合いについての一考察=早川眞一郎 裁判例に見る遺留分の機能=鈴木眞次 《外国法・諸法》 韓国における住宅賃貸借制度の形成と課題=高 翔龍 特許制度の在り方-バイオテクノロジーに関する発明への均等論の適用を例として=相澤英孝 ユニドロア(UNIDROIT)国際商事契約原則〈仮訳〉=廣瀬久和 |