ポケット六法の特徴
◆ 改正された条文がすぐわかる!
前年版の基準日以降に改正のあった条の条名に傍線を加え、改正の有無を明らかにしています。新しい六法を買ったら改正された条文のチェックが必須です。改正条のチェックは、実務にも学習にも役立ちます。
※基準日とは・・・編集締切日のことで、その日までに官報に公布された法令を収録し、あるいは織り込みます。令和5年版ポケット六法の基準日は、令和4年9月1日です。
◆ 目次が充実!条文が探しやすい!
各法令の最初に、章や節の内容をまとめた目次を掲載しています(抜粋法令は除く)。目次があると章節などの並びから、どの条文がどこにあるのかを把握しやすくなり、法令の全体像を意識することでその条文の位置づけを理解しやすくなります。
◆ メールサービスへの登録で、刊行後の改正情報を配信!
メールサービス(「ポケ六通信」)に登録していただいた方に、ポケット六法刊行後の主要な改正情報を1年間お送りします。「ポケ六通信」のウェブサイトでは改正概要が一覧になっており、その年にあった重要改正も把握できます。
◆ ご希望の方に『有斐閣六法の使い方・読み方』を差し上げます!
初めて六法に触れる方向けに、六法の使い方と読み方を解説した『有斐閣六法の使い方・読み方』という小冊子を作成しています。お手元に置いて、より効果的に六法を活用してください。ご希望の方は、「読者カード」をご送付いただくか、またはメールサービス(「ポケ六通信」)ご登録時にお申し込み下さい。
ポケット六法の特徴がよく表われている実際のページをご紹介します。
こちらから、その驚きの使いやすさ、そして今年の改正内容などをご覧ください。
令和5年版の特色と改正内容
◆ 民事訴訟法(手続IT化)、刑法(「拘禁刑」創設)改正に対応
- 民事訴訟法と刑法が改正されました。この2つの改正はどちらも段階的に施行されますが、施行が先になる規定は、民事訴訟法・刑法それぞれの末尾に改正後の規定を掲載しています。
- 刑法各則(第2編)の改正は、改正される用語の一覧表を加えました。
◆ 民法(債権関係)改正前規定も引き続き併記
2017年に公布された民法改正(債権関係)は、学習の便宜をはかるため、改正前後の規定がわかるように改正前の条文を引き続き併記。改正前後の条数対応がわかる、便利な対照表も付いています。
◆ 重要改正、ぞくぞく!
- 消費者契約法(勧誘することを告げずに退去困難な場所へ同行し勧誘した場合など契約の取消権の範囲を拡大)
- 民事訴訟法(裁判手続のIT化・家庭内暴力、性犯罪の被害者が相手方に住所、氏名等を秘匿して民事裁判に臨める制度の創設)
- 民事執行法(民事執行手続のIT化)
- 刑法(侮辱罪の罰則強化・「拘禁刑」の創設・刑の執行猶予制度の拡充)
- 刑事訴訟法(刑の執行猶予制度の拡充に伴う手続規定の整備)
◆ そのほか
参照条文、事項索引など充実した編集内容です。