ぽっぽーが手ほどきするレポート作成のイロハ

大学の授業で取り組むことの多いレポート。こちらのページでは、主に新入生のみなさまを対象に、レポートを作成するにあたっておさえておきたい3つのポイントについてご紹介します。
なお、このページの記述は、以下の書籍を参考にしています。

Point 0. レポートとは...

1. まず確認しておきたいこと

レポート課題が出されたら、最初に提出期限や提出にあたってのルールをきちんと確認しておきましょう。

レポートの提出期限は決まっているもの。
POINT1~3にどのくらいの時間をかけたらいいのか、スケジュールを立てて取り組みましょう。
レポートの締め切りは厳守!が鉄則です。

レポートには、字数や用紙サイズ、表紙の有無など先生から指示されたルールがあるはず。
提出前にはもう一度、自分のレポートがルールに則っているか確認するようにしましょう。

レポート作成の初めの一歩は、こちらの書籍と踏み出しましょう。

  • 大学1年生のための 伝わるレポートの書き方
  • 大学での学びをアクティブにする アカデミック・スキル入門 新版

2. レポートにも種類がある

レポートには、例えば、指定された本や論文を読んで書かれていることをまとめ、それに対する自分の意見を書く報告型、与えられたテーマについて問いを立て、その問いに対する自分の答えを論理的に示す論証型などがあります。
いずれのレポートでも、自分の考えや主張を、根拠とともに明確に相手に伝える意識を持つことが大切です。

【レポートの設問例(報告型)】
長谷部恭男著『憲法講話 -- 24の入門講義』有斐閣(2020年)の中から一講を選び、その内容を踏まえて、扱われているテーマについてあなたの考えを述べなさい。

【レポートの設問例(論証型)】
講義で取り上げた海洋汚染問題について、一つの事例について調べたうえで意見を述べなさい。

レポートのテーマが与えられたとき、出題者に何を聞かれているのかをきちんと理解することは何よりも大切です。出題者が課題を通して尋ねていることとして、例えば、

などが挙げられます。

よいレポートとは、よく調べ、よく考え、形式を整えて書かれていて、
そのうえで自分の意見が明快に述べられているものと言えます。

Point 1. 調べる

出題者の意図を理解し、取り上げるべきポイントを絞ったら、レポートを書くために必要な材料を集めます。
どうやってその材料を集めていけばよいのかわからないという人には、こちらがおススメです。

  • 大学での学びをアクティブにする アカデミック・スキル入門 新版
  • リーガル・リサーチ&リポート -- 法学部の学び方 第2版

取り上げるテーマがなかなか見つからないというときは、「ぽっぽーが案内する大学の授業AtoZ」STEP2の【テーマを選ぶ】【テーマに沿って、研究・調査する】コーナーも参考になるよ。

もちろん、インターネットも情報を得るのに便利なツールです。
文献情報検索→国立国会図書館(NDL-OPAC)・国立情報学研究所(CiNii)・Google Scholar・Webcat Plus など
新聞記事検索→聞蔵Ⅱビジュアル(朝日新聞)・ヨミダス歴史館(読売新聞) など

インターネットに載っている情報は玉石混交です。中には正確性を欠くものも混じっているでしょう。レポートを作成するときは、情報の入手元が信頼できるかどうか、きちんと確かめましょう。

情報との付き合い方についてさらに詳しく知りたい場合はこちら。
『法学学習Q&A』

もちろん、ネットの情報が簡単にコピペできるからといって、他人の書いた文章を無断で拝借し、自分が書いたものであるように見せてはいけません(書籍や雑誌などの文献資料の場合も同様です)。これは剽窃といって、カンニングと同じように不正行為に該当します。

Point 2. 自分の考えをまとめる

何をどう書くか考えながら、集めた資料を読み込んでいきます。自分の見解を論理的に示すためには、どこに何を書くかを整理し、全体の構成を意識することが大切です。なお、レポートの構成は、序論・本論・結論の三部構成を取るのが一般的です。

①序論

自分がどういう問題を取り上げるのか、何を明らかにしていくのか、どのような方法でその問題に取り組むのかを示します。

②本論

序論で行った問題提起に対して、客観的な根拠をもとに自分の主張を論理的に述べる、レポートの要となる部分です。

③結論

本論で述べたことをまとめ、序論で挙げた問題に対する答えを提示します。今後の展望として、これから取り組むべき課題について触れます。

どうしても構成がまとまらない場合は、POINT1で集めた資料の中から参考になるものを探して、その構成をまねしてみるのも手かも。
ちなみに、「序論」の視点を持ちながら資料を読むと、考えがまとまってくるよ。

Point 3. いざ書いてみる

まず下書きをし、それをもとに本文を作成していきます。書いた文章は、推敲を重ねて完成度を高めましょう。他の人に読んでもらい、その意見を取り入れるのもブラッシュアップにつながります。
そうは言ってもなかなか書けないよという人には、こちらがおススメです。

レポート作成のイロハ、いかがでしたでしょうか。ご紹介した書籍をうまく活用しながら、レポート課題に取り組んでください。

このページに関連する書籍一覧

実際にレポートを書いてみて、そのテーマについてさらなる興味がわいてきたら、こちらの「詳細検索」の「テキスト目録の分類で探す」のプルダウンメニューから「個別テーマの解説書」を指定して、書籍を探してみよう。

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