自由貿易はなぜ必要なのか | 有斐閣
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自由貿易はなぜ必要なのか

良いか悪いか? 好きか嫌いか? 二分法を超えて議論するために

椋 寛 (学習院大学教授)/著


2020年07月発売
四六判並製カバー付 , 274ページ
定価 2,530円(本体 2,300円)
ISBN 978-4-641-16567-0
Why We Need Free Trade

国際経済・世界経済・貿易
個別テーマの解説書

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書評等

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保護主義,関税引き上げ,貿易戦争──自由貿易の利益は,それがなくなるまで気づくことはできないのか? 人々が抱きやすい貿易に関する誤解を解くために,日常生活との関わりの中から自由貿易のメリットとデメリットを整理したうえで,冷静にその是非を考える。

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◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。 →記事を読む
目次
序 章 自由貿易の危機
第1章 輸出は「善」で輸入は「悪」?──自由貿易のメリット
第2章 貿易赤字は何を示唆するのか──交易条件の悪化こそが問題
第3章 輸入制限は回り回って自国を苦しめる?──アウトソーシングと中間財貿易
第4章 輸入や企業の海外進出は失業者を増やすのか──グローバル化と雇用問題
第5章 モノよりサービスの貿易の方が重要?──国境を越えるサービス・文化
第6章 自由貿易はなぜ嫌われるか──貿易政策の政治経済学
第7章 バターはなぜ消えたのか──関税のしくみと効果
第8章 保護貿易で新しい産業は育つのか──幼稚産業保護政策
第9章 貿易自由化をいかに進めるか──WTOにおける貿易交渉とFTAの拡大
終 章 自由貿易との向き合い方

書評等

※『世界経済評論』(2021年5月・6月号)に掲載されました。評者は,安部憲明氏・外務省経済局国際貿易課長。
※『経済セミナー』(2021年2月・3月号)に書評が掲載されました。評者は,市野泰和・立命館大学経済学部教授。
※『週刊ダイヤモンド』(2020年12月26日・2021年1月2日合併号)の「経済学者・経営学者・エコノミスト111人が選んだ 2020年『ベスト経済書』ランキング」第12位にランクインしました。
※『月刊コロンブス』(2020年11月号)の「読書の時間」に書評が掲載されました。評者は,渡部晶・沖縄振興開発金融公庫副理事長。
※『週刊エコノミスト』(2020年10月20日号)に書評が掲載されました。評者は,土居丈朗・慶応義塾大学教授。
※『週刊エコノミスト』(2020年9月1日号)の「Book Review 話題の本」で紹介されました。

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