国際関係から学ぶゲーム理論 | 有斐閣
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国際関係から学ぶゲーム理論

国際関係から学ぶゲーム理論 -- 国際協力を実現するために

いかに対立を乗り越え,協力関係を築くのか?

岡田 章 (一橋大学名誉教授)/著


2020年04月発売
A5判並製カバー付 , 230ページ
定価 2,530円(本体 2,300円)
ISBN 978-4-641-16564-9
Game Theory in International Relations: Achieving International Cooperation

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国際協力を実現するために,人々のインセンティブと社会の仕組みをどのように考えればよいのか? 利害の対立,紛争,交渉,協力,貧困,援助など,国際社会におけるさまざまな人間・国家の行動と社会現象のメカニズムを,ゲーム理論の視点から解き明かす。

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◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。 →記事を読む
目次
第1章 国際協力の課題と方法論:なぜゲーム理論の視点が有効なのか?
第2章 国際協力の難しさ:なぜ協力するのか?
第3章 対立と協力が混在する世界:どちらの結果に落ち着くのか?
第4章 多人数社会における相互依存関係:なぜ国際協力は難しいのか?
第5章 リスクと情報:不確実な状況にどう対応すればよいのか?
第6章 紛争と平和:なぜ紛争はなくならないのだろうか?
第7章 長期的な相互依存関係:平和が続くための条件とは?
第8章 地球環境問題:温暖化対策は何が有効なのか?
第9章 集団形成における対立と協力:多国間で協力して問題を解決するためには?
第10章 自由貿易交渉:自由化を進めるためには?
第11章 国際協力制度の形成:争いをなくすためのルールを作るには?
第12章 信頼:人間は対立を克服して協力できるか?

書評等

※『日本経済新聞』(2020年8月29日付朝刊)読書面の「活字の海で 人の行動の裏側探るゲーム理論 国際協調の難しさも示す」で紹介されました。
※『経済セミナー』(2020年8・9月号)の「新刊書紹介」に掲載されました。
※『週刊エコノミスト』(2020年6月23日号)の「Book Review」に書評が掲載されました。評者は,井堀利宏・政策研究大学院大学特別教授。

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