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文化経済学

文化経済学 -- 理論と実際を学ぶ

待望のスタンダード・テキスト

後藤 和子 (摂南大学教授),勝浦 正樹 (名城大学教授)/編


2019年03月発売
A5判並製カバー付 , 380ページ
定価 3,132円(本体 2,900円)
ISBN 978-4-641-16541-0


経済理論
経済政策

○在庫あり

いま注目されている文化と経済の関連について,経済学に基づく一貫した視点で捉えた決定版テキスト。現状や実例の紹介にとどまらず,理論に基づき包括的に解説する。フィールドワークに関する章も用意し,基礎から応用まで結び付けられるように工夫して構成。
目次
◆執筆者:後藤和子,勝浦正樹、阪本崇、片山泰輔、八木匡、澤村明、山本史門、市川哲郎、佐々木亨,林勇貴
序 章 文化経済学とは何か──文化と経済のつながり
 1 文化的財,文化の価値,文化資本/2 文化と経済のつながり――市場と非市場
第1章 文化経済学の基礎理論
 1 文化の需要/2 文化の供給/3 市場均衡――無差別曲線,予算線と最適化/4 市場の失敗,政府の介入/5 マクロでみる文化経済
第2章 文化のデータ分析
 1 度数分布とヒストグラム/2 代表値と散らばりの尺度/3 相関と回帰/4 仮説検定
第3章 文化的活動への参加──需要面からみた文化
 1 文化的活動への参加の捉え方/2 文化的活動への参加に何が影響を与えるのか/3 文化的活動への参加の時系列変化/4 文化的活動への参加の実証分析
第4章 文化政策──政府はどのように文化を支援するのか
 1 政府活動の現実/2 政府による芸術・文化の直接的供給/3 市場を活用した間接的な芸術・文化の供給/4 産業政策としての文化政策/5 市場の失敗と政府の失敗
第5章 舞台芸術とアーツ・マネジメント
 1 舞台芸術を経済学的に捉えると/2 アーツ・マネジメントと非営利組織の経済学/3 日本の舞台芸術分野におけるアーツ・マネジメント
第6章 クリエイティブ産業
 1 クリエイティブ産業の背景,定義,経済への貢献度/2 クリエイティブ産業の理論/3 分野別にクリエイティブ産業を捉える
第7章 著作権の経済学
 1 著作権とは何か――著作権の定義,目的,歴史/2 著作権の経済的側面――経済的インセンティブとしての著作権/3 著作権の市場
第8章 美術市場
 1 美術市場の歴史/2 美術市場の制度/3 美術品価格の決定理論/4 美術品の価格変動の実証分析/5 美術市場と税制
第9章 芸術家と労働──伝統芸能から現代アートまで
 1 芸術家の労働市場の特徴/2 芸術家の所得格差拡大のメカニズム/3 伝統の継承と伝統文化の現代的創造
第10章 文化と地域経済
 1地域の定義と地域経済学/2 地域経済効果の理論と分析手法/3 文化の経済波及効果を計算する/4 経済波及効果の事例/5 地域経済が文化に及ぼす影響
第11章 観光と文化
 1観光の定義/2 観光需要の経済分析/3 観光供給の経済分析/4 文化と観光
第12章 文化と国際貿易
 1 国際貿易における文化的財の特徴/2 文化的財の国際貿易の経済理論/3 文化的財の貿易の動向/4 文化的財のデジタル化,ネットの普及と国際貿易
第13章 ミュージアムの文化経済学
 1 ミュージアムの定義と基本的な活動/2 ミュージアムのデータと役割の変遷/3 ミュージアム建設とリニューアルにおけるビジョン作成/4 新たな評価の必要性/5 経済学の視点からみたミュージアム/6 ミュージアムに関する政府の役割/7 ミュージアムの便益/8 供給面の効率性/9 今後のミュージアム政策
第14章 フィールドワークに出かけよう
 1 公立ミュージアムに関する研究テーマとフィールドワーク/2 事前調査/3 事前調査の際に活用できる主な情報源/4 予備調査と本調査の実際と調査方法/5 ミュージアム調査の活用例――どれほどの便益を与えているか
リーディング・ガイド
索 引
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