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政治変動期の圧力団体

政治変動期の圧力団体

なぜ自民党政権が復活したのか

辻中 豊 (筑波大学教授)/編


2016年12月発売
A5判上製カバー付 , 246ページ
定価 3,850円(本体 3,500円)
ISBN 978-4-641-14918-2
Japanese Pressure Group Politics in Flux: Evidence from 4 Systematic Surveys

政治

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2009年総選挙で民主党は政権交代を果たしたものの,2012年総選挙では自民党が再び政権に復帰した。こうした政治変動期の日本政治を,圧力団体に着目して分析し,政治家や有権者の分析だけでは見えてこない,社会の側のより構造的な変化を明らかにする。
目次
序 章 圧力団体調査の継承と発展──政治の実質への接近(辻中豊)
第1章 圧力団体政治の前段階──有権者調査と利益団体調査の分析(森裕城・久保慶明)
第2章 圧力団体調査の対象確定方法──参院選,国会,審議会に注目して(久保慶明)
第3章 社会過程における圧力団体──形成・リソース・団体間関係(山本英弘)
第4章 圧力団体リーダーのイデオロギー──選好伝達経路の変容(竹中佳彦)
第5章 団体─政党関係の構造変化──希薄化と一党優位の後退(濱本真輔)
第6章 団体─行政関係の継続と変化──利益代表の後退,議会政治への応答と中立(久保慶明)
第7章 マスメディアと圧力政治──メディア多元主義の現況(竹中佳彦)
第8章 ロビイングと影響力の構造──政権交代前後の持続と変容(山本英弘)
終 章 政治変動期の圧力団体──過渡期を迎える圧力団体政治(辻中豊・久保慶明)
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