時効における理論と解釈 | 有斐閣
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時効における理論と解釈

時効における理論と解釈

時効の根本問題を探り,最前線の実務問題にも対応

金山 直樹 (慶應義塾大学教授)/著


2009年02月発売
A5判上製カバー付 , 638ページ
定価 10,450円(本体 9,500円)
ISBN 978-4-641-13529-1


民法総則 > 時効
法学・法律問題一般 > 法の解釈
民事訴訟法 > 基礎理論

在庫なし

著者の時効に関する研究の総集成。第一編は,実定法を素材としつつも,その底に流れる理論・原理の探究を主眼とする論攷を収め,第二編では,実際の裁判で時効がいかなる問題と遭遇し,どのような解決を見出したかを具体的に検討し,解釈学上の考察を行った論攷を集める。
目次
第一編 基礎理論の探究
 第一章 時と権利──権利の時間的制限
 第二章 時効期間と起算点をめぐる判例の展開──民法典一〇〇年の歩み
 第三章 フランス民法典制定後における時効法の展開──コード・シヴィル二〇〇年の歩み
 第四章 除斥期間の現状と将来像
 第五章 真実の推定と既判力──ポティエ,ボワソナード,そして……
第二編 解釈学の探究
 第一章 時効の援用
  第一節 時効の援用の性質
  第二節 時効の援用権者
 第二章 時効期間と起算点
  第一節 時効期間
  第二節 時効の起算点
 第三章 時効の中断
  第一節 差押え・仮差押え
  第二節 担保権の実行
 第四章 時効完成後の諸問題
 第五章 破産と時効
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