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市民参加型社会とは

市民参加型社会とは -- 愛知万博計画過程と公共圏の再創造

新しい社会を構想するために

町村 敬志 (一橋大学教授),吉見 俊哉 (東京大学教授)/編著


2005年06月発売
A5判並製カバー付 , 402ページ
定価 3,740円(本体 3,400円)
ISBN 4-641-17302-8


政治
個別テーマの解説書

在庫なし

愛知万博開催に至る歴史的経過に多様な角度から光を当て,様々に異なる立場からの対話的実践を読み解く。市民参加型社会の扉を開くためにこの挑戦から学ぶことができる知恵とはなんだろうか。来るべき社会における,行政と専門家と市民の間の新しい関係を模索する。
目次
序 章 模索する市民社会
1 「愛知万博問題」とは何か
 第1章 メガ・イベントのグローバル・ローカル政治
 第2章 誰が計画を変えたのか
2 瀬戸・長久手の地域と万博
 第3章 博覧会と瀬戸
 第4章 地元環境NPOと万博
 第5章 愛・地球博体験的市民参加論
3 愛知万博と里山をめぐる実践
 第6章 愛知万博をめぐる市民運動がもたらしたもの
 第7章 市民の目線で
 第8章 環境NGOが開いた市民参加会議への道
 第9章 愛知万博転換点におけるNGOの役割
4 ラウンドテーブルと合意形成
 第10章 三歩進んで二歩さがった市民参加
 第11章 検討会議のエスノグラフィー
 第12章 市民参加型社会に必要な新しいメディアのかたち
 第13章 愛知万博と「市民参加の新しい波」のすれ違いの構造
5 環境アセスメントとリスク社会の政治
 第14章 愛知万博が環境影響評価制度に残したもの
 第15章 万博アセスメント「失敗」の教訓
 第16章 リスク社会における生の政治
6 計画者のポジションと方法
 第17章 場と情報――万博への関わり
 第18章 建築はいかに決定されるのか
 第19章 万博会場計画プロセスの現場から
 第20章 跡地・廃墟・非場
7 「愛知万博問題」を相対化する
 第21章 特論A 沖縄海洋博から愛知万博へ
 第22章 特論B 未来を形成する
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