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労働市場の経済学

労働市場の経済学 -- 働き方の未来を考えるために

バブル後の雇用のあり方はどうなる?

大橋 勇雄 (一橋大学教授),中村 二朗 (東京都立大学教授)/著


2004年12月発売
四六判上製カバー付 , 278ページ
定価 2,310円(本体 2,100円)
ISBN 4-641-16228-X


労働経済学
入門書・概説書

在庫なし

近年の日本の労働市場について,賃金,労働時間,就業形態などから労働法制の効果まで,幅広いトピックスを取り上げ,現実を明快に解説することで理論の理解へと導く最も入りやすい労働経済学の入門テキスト。読者に働くということについて考える視点を提供する。
目次
第1章 日本経済と労働市場
 日本経済の長期低迷
 日本の労働市場
 働き方の変貌
 日本の労働政策
 これからの労働市場
第2章 日本の雇用システム
 年功的賃金
 長期的雇用慣行
 賃金プロファイルの理論
 雇用問題への含意
第3章 賃金の決め方
 戦後の復興過程
 経済成長と賃金の決め方
 バブル崩壊後の低成長と高齢化
 含 意
第4章 労働時間の経済学
 労働時間の役割
 労働時間の決定メカニズム
 ワークシェアリングを考える
第5章 就業形態の多様化
 就業形態多様化の国際比較
 日本における就業形態多様化の実態
 就業形態多様化の意味とそれがもたらすもの
 非正規社員の処遇――パートタイマーの賃金は低いのか
第6章 失 業
 失業率上昇の特徴
 人口構成の変化
 労働力タイプの変化
 産業構造の変化
 失業のタイプ
 UV分析
第7章 労働市場の流動化
 流動化の現状
 転職の動機と効果
 情報の量と質
 解 雇
第8章 労働法制と労働市場
 雇用政策の労働法制
 コースの定理
 解雇規制の効果
 賃金の硬直性と解雇制限
 採用と解雇制限
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