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民事訴訟法の史的展開

民事訴訟法の史的展開 -- 鈴木正裕先生古稀祝賀

民事訴訟法の基本テーマを歴史的に考察

福永 有利 (帝塚山大学教授),井上 治典 (立教大学教授),伊藤 眞 (東京大学教授),松本 博之 (大阪市立大学教授),徳田 和幸 (京都大学教授),高橋 宏志 (東京大学教授),高田 裕成 (東京大学教授),山本 克己 (京都大学教授)/編


2002年01月発売
A5判上製箱入 , 920ページ
定価 22,000円(本体 20,000円)
ISBN 4-641-13284-4


民事訴訟法

在庫なし

民事訴訟法の基本テーマについて,その成立過程をドイツ法にさかのぼるなど歴史的展開に重点を置いて論述された論文集。鈴木教授の民事訴訟法の歴史的研究を継承し,発展させる意欲的な論考32編が収録されている。
目次
《主な目次》
序 文=中野貞一郎
民事訴訟法における歴史研究の意義についての覚書=谷口安平
民事訴訟の目的=岡  徹
国際裁判管轄の決定方法とわが国判例・学説の形成過程=中野俊一郎
当事者権=山本克己
任意的訴訟担当概念をめぐる解釈と立法=伊藤 眞
将来の給付の訴え=内山衛次
訴訟要件の審理=宮川 聡
訴訟物=高橋宏志
一部請求訴訟後の残部請求訴訟と既判力・信義則=松本博之
形成訴訟および訴訟類型論の歴史と展望=田頭章一
重複訴訟論=酒井 一
審理方式としての口頭弁論=堤 龍弥
口頭主義の原則と口頭弁論の在り方=中島弘雅
争点および証拠の整理手続終了後の新たな攻撃防御方法の提出=高田裕成
弁論主義の意義=笠井正俊
主要事実と間接事実の区別=本間義信
裁判上の自白の不可撤回性について=宇野 聡
期日における当事者の欠席=本間靖規
証拠(情報)の開示制度=田原睦夫
文書提出命令=松山恒昭
確信と証明度=加藤新太郎
過失の一応の推定=中西 正
模索的証明・事案解明義務論=畑 瑞穂
判決理由中の判断の拘束力=山本 弘
既判力の時的限界の意義=坂田 宏
民事訴訟法大正改正の経過と既判力の主観的範囲=上野泰男
共同訴訟の類型=栗田 隆
控訴の利益福永有利
控訴審の審理のあり方=井上治典
上告制度略史=徳田和幸
成年後見事件における即時抗告=佐上善和
再審制度と既判力の制約(判決無効)論=加波眞一
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