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政党内閣制の成立 一九一八~二七年

政党内閣制の成立 一九一八~二七年

戦後政党政治の歴史的原型を探る

村井 良太 (駒沢大学講師)/著


2005年01月発売
A5判上製カバー付 , 358ページ
定価 6,600円(本体 6,000円)
ISBN 4-641-07688-X


政治

在庫なし
受賞 書評等

政党政治に否定的な明治立憲制の下で,政党内閣が相次いで成立し,二大政党間で政権交代がなされた時期があった。それはなにゆえに実現し,どのような意味をもっていたか。原敬政友会内閣成立から民政党結成まで,政党勢力と元老・宮中の相互作用を軸に分析・考察する。
目次
序 論
第1章 原内閣と憲政会
     ――戦後における新旧の相克(1918~21年)
第2章 原以後の試行錯誤
     ――転換期における首相選定(1921~24年)
第3章 1924年憲政危機と西園寺公望
     ――二つのオーバーライド(1924年)
第4章 憲政会の体制内化
     ――政党内閣制の契機(1924~25年)
第5章 政党内閣制の成立
     ――元老以後の国家像を求めて(1925~27年)
結 論
◎主要参考文献
◎あとがき

受賞

第27回(2005年度) サントリー学芸賞(思想・歴史部門)

書評等

※『読売新聞』(2023年8月20日付)の「始まりの1冊」に,著者による本書の紹介記事が掲載されました。

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