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安全保障の国際政治学

安全保障の国際政治学 -- 焦りと傲り

安全保障,このとらえがたきもの

土山 實男 (青山学院大学教授)/著


2004年07月発売
四六判上製カバー付 , 430ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-07679-0


国際政治
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なにゆえ国際政治学は,安全保障に多大な関心を寄せてきたのか。セキュリティ・ディレンマ,失う恐怖,抑止,核戦略,危機管理,同盟など,安全保障を考える際に基礎となる概念や政策を,歴史的事象を事例に,「焦りと傲り」という視点から理論的に考察する。
目次
第1章 はじめにツキュディデスありき
     ――国際政治の焦りと傲り
第2章 アナーキーという秩序
第3章 安全保障
     ――このとらえがたきもの
第4章 セキュリティ・ディレンマ
     ――安全と不安の悪循環
第5章 失う恐怖の理論
     ――プロスペクト理論
第6章 抑止のディレンマと抑止失敗
第7章 核戦略と現代の苦悩
     ――NFUとミサイル防衛をめぐる論争を手がかりに
第8章 国際危機と危機管理
     ――現代国際政治の縮図
第9章 同盟のディレンマと同盟外交
     ――なぜ同盟は形成され,存続するのか
第10章 同盟終焉の理論
     ――未来からの教訓を求めて
終 章 セキュリティ・パラドックスの陥穽
     ――9・11以後の安全保障
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