企業体制(上) 第1巻 | 有斐閣
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企業体制(上) 第1巻

企業体制(上) 第1巻 -- 内部構造と組織間関係

日本企業を取り巻く現実を直視し,日本企業(体制)の本質を析出する

現代日本企業 全3巻 > 現代日本企業 全3巻

工藤 章 (東京大学教授),橘川 武郎 (東京大学教授),フック グレン (シェフィールド大学教授)/編


2005年12月発売
A5判上製カバー付 , 364ページ
定価 3,850円(本体 3,500円)
ISBN 4-641-05398-7


組織論
個別テーマの解説書

在庫なし

「失われた10年」に顕在化した日本の企業と企業体制にかかわるさまざまな問題に光を当て,この現代的課題に取り組む新シリーズ。バブル経済期とその前後期の局面の変化を,ミクロ的・内的要因に重点を置いて解明することをめざし,日本の企業と企業体制のあり方そのものに焦点を合わせて,考察を進める。現代日本の企業社会に関心をもつ人の必読文献。
バブル前後期を一貫した論理で捉え,企業の内部構造(所有と経営,労使関係,ガバナンス)と組織間関係(企業間関係,政府との関係)の変容について考察し,現代日本企業の本質を解明。各分野の第一人者が現代の課題に応え,基本コンセプトを提示する。
目次
序章 現代日本の企業と企業体制:問題提起=工藤 章
第1部 内部構造
 1 所有と経営:戦前期の日本企業=中村尚史
 2 所有と経営:戦後=ウィリアム・ラゾニック
 3 金融システムと産業金融:戦後型システムの温存と功罪=日高千景
 4 ものづくりと人材活用:外部人材=佐藤博樹
 5 ホワイトカラーの人事管理:成果主義=中村圭介
 6 産業民主主義:日本の労使関係と企業再構築=長谷川治清
 7 企業の寿命:日本企業の短命化とそのインパクト=清水 剛
 8 企業統治:経営者の自己規律を促した日本型企業システム=田中一弘
第2部 組織間関係
 9 企業間関係:サプライヤー・システム=植田浩史
 10 企業間関係:多層的サプライヤー・システムの構造=松島 茂
 11 企業間関係:サービス経済化の進展とフランチャイズ・システム=高岡美佳
 12 企業・政府間関係:グローバル化の中の銀行政策=平島健司
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